2025年 03月の記事

March 2025
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
あいつはダメだ、辞めてもらったら・・・などというレッテルを上司が部下にしていたらどうなるでしょうか・・・?
確かにそういわれるぐらいですから なかなか営業実績が上がらない、向上心が見られない、言われたことを実行しない…そういう人もいらっしゃることでしょう。

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関与している会社で相談がありました。
どうしたらよいでしょうか・・・?
そういった折、どうされていましたか・・・?

僕のコンサルティングは経験が基本になっています。
机上論ではない、現実に成功してきたこと(失敗も含め)経験が活きています。

かつて僕がプレイングマネージャーだったころの話です。
僕は新人を育てるのが得意でした。
また成績の上がっていない社員をボトムアップして優秀な営業に育てる事も得手としていました。
その経験は『新入社員が1年でトップ営業になる方法』の書(住宅新報社)にも書かせて頂いています。

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これは父親の影響だと言ってよいでしょう。
教員だった父は岐阜の田舎の教師時代、私たち家族5人が住む狭い教員住宅に進学予定の数名の生徒を招き、無償で学習指導していました。(今なら塾に値するかもしれません)
小学生だった僕はそんな父の姿を見ながら育ちました。

当時の上司である支店長から成績が上がらないT君を君に任せるから何とか1人前にしてくれとの依頼があり「わかりました」とお引き受けしました。
確かにT君は営業成績が入社以来低迷が継続していました。
その後、T君の上司となって 僕なりに日々声掛けをし、自分の営業行動にも同行させたりと自分なりの努力をしました。

2年経過して支店長から声がかかりました。
「君の所にT君を預けたが、結果が出ていない」「異動してもらうことにするよ」
そこには来期からの組織図が書かれており、T君の移動先が示されてありました。

「すみません、支店長、僕の我儘を聞いて下さい。もう半年だけT君を僕の店においてください。必ず、必ず実績を上げるようにします」
通常、上司の命令に従うことはご法度です。
自分でも「まさか」という行動に出てしまったのですが、支店長に僕の気持ちが伝道したのです。
当時の支店長にも感謝です。
懐の深い方だったように振り返ります。

実はT君のサービス精神が人一倍強い事を僕は知っていました。
新人時代、人の喜ぶことに自分を犠牲にして実践していたことがしっかりと僕の脳裏にありました。
「あのサービス精神は本物の筈、必ず成果に結びつく」と信じていました。

T君にこの事実を話しました。
人事異動をあえて変更して頂いたことも話しました。
「いいか、この半年、死に物狂いで頑張ろう!、俺も今まで以上にお前の面倒を見る
しっかりといつも以上にT君の手を強く握りました。

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結果をお話しします。
この半年間のT君の営業成績はトップクラスになったのです。
しかも契約内容が素晴らしいものでした。
オーナー様からの紹介成約ばかりだったのです。
この結果を上司の支店長も喜んでくださいました。
「君の言うことを聞いて良かった」とも仰ってくださいました。

T君はこの後、営業成績が順調になって店長にも抜擢される存在になりました。

認めてあげる事、信じてあげる事、褒めてあげる事、みんな大切ですね。




カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
積水ハウスが2024年度の決算発表をしました。
他の住宅会社と違って積水ハウスは1月決算、7月決算の会社です。
2025年度の1月決算を見るとなんと売り上げが4兆円を超えていました。
ライバル会社ともいえる大和ハウス工業が5兆円企業ですから、うなづける金額ですが、それにしても大きな金額になってきたなぁというのが実感です。
(ちなみに大和ハウスさんは積水ハウスよりも5年先輩の企業さんです)
かつて現役時代、住宅業界初の1兆円企業を目指し、達成した時が思い起こされます。

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ちなみに我が日本国の企業の売り上げ順位を参考に上げてみると・・・
1位、トヨタ自動車 45兆円
2位、Honda 20兆4千億円
3位、三菱商事 19兆5千億円
4位、伊藤忠商事 14兆円
5位、ENEOS 13兆8千億円・
・・・

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そして建設業界では・・・
26位 大和ハウス工業 5兆2千億円
40位 積水ハウス 4兆円

‥‥という結果が出ています。

そして積水ハウスのその売上高の内訳はというと、
請負型が1兆3千4百億円
ストック型 8千7百億円
開発型 5千8百億円
国際 1兆2千7百億円

大きく変化してきたことは 海外への展開と言ってよいと思います。
この事業が、昨年度から150%アップと大きく売り上げを伸ばしています。
そして2025年度の予定は4兆5千億円の売り上げが掲げられています。
そこでの一番の進捗要因は国際事業であり、国内の安定成長と、海外の積極的成長からの数字目標です。
個人的には世界を相手の事業展開になっていくかつての自分の会社のいくえを多少心配もしたりもします。(トランプ政権になってからは特に感じてしまいます)

日本企業は最近になって内部留保となっている資産を人材に向けようとする動きに変えつつあります。
望ましい事だと思います。
売上が増えていく事に対しては異論はありませんが、企業における人間力が弱くなってきているのではとよく感じる事があります。
人材に対しての投資をもっと積極的に行っていく事に賛同します。
人手不足も手伝って様々な企業が良き人材を確保しようとベースアップを実践し、また基本給も大きく改善しようとの動きが見られます。
それが出来る企業と、ついていけない企業との格差が問題でもありますが、「人」に対して注力しようとする努力は惜しむものではないでしょう。

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日本が国際的にもっと強い国になって欲しい願望もあります。
一人一人の社員のやる気が素晴らしい国への足掛かりになるべく、人への投資を企業経営者には望まずにはおられませんね。

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カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
今まで住宅会社を中心に本当に様々な企業のお手伝いをさせて頂きました。
幸せな事です。
多忙だった10年間は正月とゴールデンウィーク以外が仕事日でした。
全国で仕事での御縁を頂いたことは感謝しかありません。
そして今、年齢も高くなってきましたが、現在も定期的に仕事を頂いています。
これはもうありがたい事です。(感謝しかありません)
正直、自分自身が仕事が好きであることも事実です。
学生時代の8人で構成されている友人グループがありますが、悲しきかな一人は若くして故人となりました。
後の7人も現状は仕事から離れているようです。
僕からすると少し寂しい感じもしますが、逆に残った自分は他の友人の分まで頑張ろうなんてことも思ったりもします。
いつまで仕事ができるか(健康上の問題もありますから)わかりませんが、理想を言えば一生現役が最高ですね。

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さていろいろと企業に顔を出させて頂いた中で共通して行ってもらう試験があります。
何かというと「自分の会社の事知ってますか」という検証テストです。

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例えば・・・
1、会社の年間売上はどのくらいですか?
2、会社の創業はいつですか・・・?
3、会社の企業理念は何ですか・・・?
4、会社の今年度の基本方針は・・・?
5、会社のライバル会社は・・・?
6、会社の強みは何ですか・・・?
7、社長のフルネームは・・・?

…ざっとこのような類です。

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ところがです。
意外や意外、正確に答えが出てこないのが現実です。
入社したばかりの新入社員さんや、派遣社員、アルバイトさんならともかく、会社によってはマネージャークラスまでがご存じないなんてことも稀にあります。
(これは大変に驚きでした)

よく実行するテストで自己検証というものも存在します。
自分の事どこまで知ってますか…といったものですが、こういった検証も随分と役立つものです。
他人から見た自分と自分の思っている自分のギャップに気づくことも大切ですね。
自分を知る為には他人という鏡に自分を映すことが重要なんですね。

組織として、企業として、会社が生き残るためには会社が強くなることが不可欠です。
自分を知る事もですが、自分の会社を知っておくことも重要です。
そういった意識が会社の売り上げを増やす、利益を生み出す原動力になっていくものでしょう。

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自分が働く、毎日顔を出す自分の会社、キッチリと知っておく事大切ですね。
しっかりと意識しておきたいものです。




カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
人間には当然ながら寿命というものがあります。
私事ですが、5年ほど前から毎日の健康チェックを実行するようになりました。
オフィスに顔を出した時は、決まって血圧を計り、体重、続いて体脂肪、内臓脂肪、骨格筋率、BMI、基礎代謝と計測します。
たまたまでしょうが、体年齢も表示され、日々の計測が日常化していく中で健康への意識も少しづつではありますが意識化されてきているように思います。

また毎年の人間ドッグの結果も大きな健康の目安となっています。
年々老いていくのが当たり前なのでしょうが、結果として手元に頂くデータの数値を恐々として見つめてしまいます。
少しでも健康状態を維持したいというのは、年齢的に我儘かもしれませんが、体への関心度が徐々に増していく事は事実です。
友人と会ったり知る機会ごとに多くなっていく話題は健康談議です。
健康に良いものと聞くとついつい試したくなって、健康器具を購入してしまったりもするし、食べ物に至ってはなおさらそういった傾向は強くなっているようにも思います。

そんな中で毎年目標を立てています。
今年も念頭に自分なりの健康目標を立案しました。

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1、毎日30分以上の運動の徹底
2、水を一日2ℓ以上飲む
3、間食を辞める
4、毎食野菜を食べる
5、甘いものを口にしない
6、大盛は厳禁、腹八分を心がける
7、ストレッチを毎日5回実行
8、食事はゆっくり味わいながら食べる
9、お菓子はほどほどに、徐々に減らしていく
10、毎日の健康チェックを欠かさない


今年もあっという間に3月になってしまいました。(本当に時間のたつのは早いですね)
現状を検証すると、3・4・5・8・9あたりの食に関わるところがどうやら実行がおろそかとなっているようです。(食欲がしっかりあります)
逆に1、2、7、10は出来ているように思います。

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2年以上前に大きな手術をして、現在は日々リハビリを欠かさないようにしています。
実はインターネットで大正製薬が運営している健康情報サイトが存在します。
「あすけん」というのですが、これがなかなか親切です。
無料で、遠慮なく、ありがたく使わせて頂いています。
ダイエット初心者でも解り易い表示画面と使い易い機能が嬉しいサポートのアプリです。
食事のカロリーと14項目の栄養素が見やすいグラフで表示され、摂取するものの過不足を一目で把握できます。
毎日のアドバイスもして下さり従順になって謙虚に耳を傾けています。
(大正製薬さん、素晴らしいです。)

人には平均寿命と健康寿命がありますね。
健康寿命とは健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間を言います。
この健康寿命に必要なものとして栄養と、運動、社会参加が挙げられます。
毎日美味しく食を頂き、しっかりと運動をして、可能な限り社会参加もしていきたいものです。

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仕事でいつも思う事です。
企業に寿命がある事を不可思議に思われている社員さんが結構いらっしゃいます。
経営者である社長はじめ管理者の皆さんは、ご自身の企業の健康状態を絶えず意識しておきたいものですし、社員さんに対してもこの辺りの意識を高める工夫をなさっておきたいものです。
経営意識の高い社員さんが多い企業さんほど、生産性も高いと言えますね。

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カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
名古屋・中京大学の公開講座に足を運びました。
目的は将棋の藤井聡太七冠の師匠であられる杉本昌隆八段のお話を聞くことです。
興味津々、何か面白いお話が聞ければといった期待もありました。

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日本の将棋人口は460万人という事だそうです。
そのうちプロと呼ばれる人は140名とのことですから確率的には0.003%ということになります。
ちなみに囲碁人口は120万人、内プロは356名、0.03%という事でしょうか・・・。
大学受験者数が62万4千人、その内東京大学合格者は3084名ですから0.05%という事を考えると、いかに将棋の世界のプロになる確率が大変かが解りますね。

将棋のタイトルは8種類あります。
ご存じでしょうか?
「竜王」「名人」「叡王」「王位」「王座」「棋王」「王将」「棋聖」の8タイトルです。
そのうちなんと7種のタイトルを保持しているということは、凄い事というか、とんでもない事であるというお話でした。(納得です)

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ちなみに「竜王」と「名人」のタイトルが一番大きな意味を持つタイトルだそうで、「竜王」は4400万円、「名人」は4200万円の賞金があるそうです。
7つのタイトルの合計賞金金額は1億2千万円になるそうで、弱冠22歳の藤井聡太七冠の偉大さがうかがえます。

師匠としてどんな指導をしているかについての話がありました。
1、個性に合わせて指導する
2、モチベーションの維持を考える
3、一門以外の若手と対戦させる
4、スランプの時に声掛けをする
5、デジタル機器の活用(AI)


裏話となるかもしれませんが、杉本八段は藤井聡太七冠の師匠なわけですが、藤井聡太さんが小学校4年生の時に初めて師匠である杉本八段が敗北したという事です。
まあそれだけ藤井聡太さんが天才棋士ということになるのでしょうね。

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最近では人工頭脳との戦いも注目されてきています。
1972年 チェスの世界で世界チャンピオンであるカスバロフ氏が敗北します。
2016年 囲碁の世界でアルファ碁に韓国の王者が敗北します。
そして2017年 将棋の世界でもPONANZAに佐藤天彦氏が負けてしまいました。

藤井聡太七冠がAIと戦ったらどうなるのか…という話にもなりました。
何でも将棋のソフトは1秒間に1億の手を読むらしいのです。
だとすると…難しいかもしれませんね。

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ただこんなことも杉本八段は言われていました。
AIには「心」「気持ち」「五感」「倫理」というものはありません。
私達には「人間味」「人間らしさ」というものがあると・・・。

私達人間は自分の個性をAIを使って伸ばすことが出来るのでは…という事でした。

感情指数(EQ)の高いマネージャーやリーダーがビジネスの世界でも活躍しています。
これは将棋にもビジネスにも当てはまる事かなという感じがしました。